1977-05-12 第80回国会 衆議院 地方行政委員会 第20号
もう一点は、その恩給制度時代に適用されておりましたその制度は制度として、いわば既得権としてそれを確保していくというたてまえから、たとえば恩給制度と年金制度の二つにまたがります方につきましては、それぞれの制度を適用して、その合算額をもって年金制度とするという仕組みになったわけでございます。
もう一点は、その恩給制度時代に適用されておりましたその制度は制度として、いわば既得権としてそれを確保していくというたてまえから、たとえば恩給制度と年金制度の二つにまたがります方につきましては、それぞれの制度を適用して、その合算額をもって年金制度とするという仕組みになったわけでございます。
○佐藤(達)政府委員 御指摘の問題は、私どもよく民間の方からいわれるのでありますが、公務員は給与も民間並みになる、さらに退職金なり年金のほうは民間以上の優遇を受けておられてたいへんいい境涯ですなというようなことをときどき聞かれるのですが、これは昔の恩給制度時代であれば、またそのたてまえが今日まで継続されておれば、あるいはそういうことになるかもしれませんけれども、私どもは、たとえばいま言われます退職手当
恩給というのは、途中一時脱退するような事態に直面しても、国庫納付金であるからということで、掛け金の相当額ないしは何割か金額を減じたものを返還をする、こういうふうなことも、恩給制度時代にはございませんでしたが、いまの共済組合制度には若干の前進を見ております。
しかし当時立案当局からいろいろ説明があったのを私も記憶いたしておりますが、その説明によりますると、恩給制度時代に国が負担しておった部分というものは、少なくもこの共済組合制度だけを見ますると、多少減っておるのであります、国の負担分が。